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9. オプション

人にはそれぞれいろいろな好みがあり NetHack の遊び方もそれぞれ異なっているので、NetHack の振る舞いを変更するため設定できるオプションがある。

9.1 オプションの設定

オプションを設定する方法にはいくつかある。
ゲーム中に `O' コマンドを使うことによって全てのオプションを見ることができ、そのほとんどを変更できる。
また、環境変数``NETHACKOPTIONS''や設定ファイルで自動的に設定することもできる。
NetHack のバージョンによってはゲーム開始前にオプションを設定することができるプログラムがついていることもある。

環境変数 NETHACKOPTIONS を使う

環境変数 NETHACKOPTIONS にはいろいろなオプションの初期値をカンマで区切って列挙し設定する。
オプションのうちのいくつかのものは単にオンかオフの選択ができるだけである。
そのオプション名をリストに入れるとオンになり、オプション名の前に `!' か``no''をつけるとオフになる。
その他のオプションでは設定値として文字列が必要である。
これらのオプションを設定するにはオプション名、コロンまたはイコール記号、設定値の順で入力すればよい。
設定値は次のカンマもしくは文字列の最後までとなる。

例えば``autoquiver''をオン、``autopickup''をオフ、名前が``Blue Meanie'' に、フルーツが``papaya''になるように環境変数を設定するには csh では次のコマンドを入力すればよい。
(!は特殊文字なのでエスケープしてやる必要があることに注意)

% setenv NETHACKOPTIONS "autoquiver,!autopickup,name:Blue Meanie,fruit:papaya"

sh または ksh では

$ NETHACKOPTIONS="autoquiver,!autopickup,name:Blue Meanie,fruit:papaya"
$ export NETHACKOPTIONS
とすればよい。

設定ファイルを使う

設定ファイルの中の`#'で始まる行はコメントとして扱われる。
設定ファイルの中の``OPTION=''で始まる行は環境変数``NETHACKOPTIONS''と同じ文法でオプションが記述されているものと見なす。

``DUNGEON=''、``EFFECTS=''、``MONSTERS=''、``OBJECTS=''、``TRAPS=''、``BOULDER=''で始まる行はそれぞれ dungeoneffectsmonstersobjectstrapsboulder オプションとして扱われるが、その指定方法は、現在使われているフォントのかわりに使われるキャラクタコードを示す 10 進数の列である。
この列に 0 を指定すると、その項目は変更されない。
この機能はオプションの文法では利用できない。

この列は各行の最後に`\'をつけることによって複数行に渡ることができる。
`#'で始まる行はコメントとして扱われる。

If your copy of the game included the compile time AUTOPICKUP_EXCEPTIONS option, then any line starting with ``AUTOPICKUP_EXCEPTION='' is taken as defining an exception to the pickup_types option.
There is a section of this Guidebook that discusses that.

標準設定の設定ファイル名は OS によって異なるが、環境変数``NETHACKOPTIONS''で(先頭に`@'を付けることで)使用したい設定ファイル名を指定することができる。

9.2 カスタマイズオプション

以下にいろいろなオプションの役割を説明する。
あまりに長すぎる文字列の部分は無視される。
以下のオプションのうち実装によっては無効となっているオプションもある。

align

スタート時の属性(align:lawful, align:neutral, align:chaotic)。 最初の一文字で指定することもできる。 標準設定ではランダムに選択される。 `O' コマンドで設定することはできない。

autodig

掘るための道具を手にしていて、掘ることができる地形に移動しようとしたとき、 自動的に掘る(標準設定はオフ)。

autopickup

移動先にあるものを自動的に拾う(標準設定はオン)。
この振る舞いをカスタマイズするためには pickup_types を参照すること。

autoquiver

このオプションは矢筒が空の時に`f'(fire:矢筒の中にあるものを発射する)コマンドを 実行した時にどうするかを決める。
オンなら、コンピューターは適当な武器を矢筒に入れる。
この時、呪い、祝福、魔法、劣化、武器の数などは考慮されないので注意すること。
代わりに`Q'コマンドを使って自分の好きな物を矢筒に入れる。
入れる武器がないか、このオプションがオフの時は 代わりに`t'(throw:物を投げる)コマンドが実行される。
(標準設定はオフ)

boulder

巨岩を表示するのに用いるキャラクタ(標準設定は岩を表すキャラクタ)。

catname

スタート時の猫の名前(例: catname:Morris)。
`O' コマンドで設定することはできない。

character

キャラクターのタイプを設定する(例:``character:Monk'')。 ``role''オプションと同じである。 職業を設定するその他の方法については``name''オプションを参照のこと。 ``random''以外の文字列は最初の 1 文字だけで判別される。

checkpoint

プログラムがクラッシュした時に復旧できるように 階を移動する毎に状態をセーブする(標準設定はオン)。

color

色々な怪物や物や洞窟の地形をカラーで表示する (マイクロコンピュータでは標準設定はオン)。

checkspace

ファイルを書き込む前にディスクの空き容量をチェックする(標準設定はオン)。 セーブファイルやレベルファイルのために使うパーティションに2GB以上の 空き容量がある場合、このオプションをオフをしなければならないかもしれない。 このオプションはコンパイル時にMFLOPPYが定義されているときのみ適用される。

cmdassist

ありがちなミスを検出したときに新規プレイヤーのために追加のコマンド補助メッセージを表示する(標準設定はオン)。

confirm

ペット、店主、その他の攻撃してこない生物を 攻撃しようとしたときに確認をする(標準設定はオン)。

DECgraphics

洞窟の表示に用いる文字をあなた自身ですべて定義する代わりに、 DEC VT-xxx/DEC Rainbow/ANSI 罫線文字セットから あらかじめ用意された設定を使用する(標準設定はオフ)。 このオプションはまたターミナルが適切なグラフィックキャラクターを扱えるよう設定する。 すなわち、あなたが自分でグラフィック文字を上書き設定するときにも 明示しなくてはいけない。

disclose

ゲーム終了時に表示する情報を制御する(標準設定は、全てを表示する)。 設定できるものは以下の通り。

それぞれの表示に対して、その前にどのように振舞うかを指示する文字を つけることができる。文字の意味は以下のとおり。

(例: ``disclose:yi na +v -g -c'') このように設定した場合、持ち物は確認する(標準設定はイエス)。
属性は確認する(標準設定はノー)。
退治した怪物は確認なしに表示する。
抹殺した怪物は確認せずに非表示とする。
挑戦は確認せずに非表示とする。
退治した怪物の一覧は罠や同士討ちによって死んだ怪物も含むことに注意。

dogname

スタート時の犬の名前(例: dogname:Fang)。
`O' コマンドで設定することはできない。

dungeon

迷宮表示のためのグラフィックシンボルを設定する
(標準設定は \&``\ |--------||.-|++##.##<><>_|\e\e#{}.}..##\ #}'')

dungeon オプションは標準設定の文字の代わりに地図を描くのに使用する 1 から 41 文字の文字列を書く。
標準設定の文字の代わりにここで設定した文字を使って洞窟の地図が表示され、標準設定の文字は使われない。
もしあなたのシェルが特別扱いする文字を使うなら、それらのキャラクタをエスケープする必要があるかもしれないことに注意。

このオプションで設定される文字列は、現在では通常の C 言語で使われる方式でエスケープ処理されることに注意しなくてはならない。
`\' の後の文字はその文字そのものとして取り扱われ、特別なプレフィックスとしては扱われないということである。
従って、`\' は `\\' とする必要がある。
特殊なエスケープ形式である `\m' は後ろの文字のメタビットをオンにし、'^' プレフィックスは後ろの文字をコントロールキャラクタとみなすようにする。

シンボルは以下の順序である:
堅い岩、壁(縦)、壁(横)、左上の角、右上の角、左下の角、右下の角,壁の交差、T 字状の壁、逆 T 字状の壁、左向きの T字状の壁,右向きの T 字状の壁、扉のない出入口、開いた扉(縦)、開いた扉(横),閉じた扉(縦)、閉じた扉(横)、鉄の棒、木、部屋の床、暗い通路、明るい通路,上への階段、下への階段、上へのはしご、下へのはしご、祭壇、墓, 玉座、流し台、泉、水たまりまたは堀、氷、溶岩、降りている跳ね橋(縦)、降りている跳ね橋(横)、上がっている跳ね橋(縦)、上がっている跳ね橋(横)、空気、雲、水中

より美しく四角の表示を得るためには角と T 字状の壁に '+' を使った方がよいかも知れない。
次のリリースでは新しいシンボルが加わったり、現在のものが再構成される可能性があるので注意。

`O' コマンドで設定することはできない。

effects

効果表示のためのグラフィックシンボルを設定する(標準設定は``|-\\/*!)(0#@*/-\\||\\-//-\\| |\\-/'').
effects オプションは標準設定の文字の代わりに地図を描くのに使用する 1-29 文字の文字列を書く。
この文字列は dungeon オプションと同様に処理される。

シンボルは以下の順序である:
光線(縦)、光線(横)、光線(左上から右下)、光線(右上から左下)、掘削光線、カメラのフラッシュ、ブーメラン(左)、ブーメラン(右)、魔法防御に用いる 4 つの記号、飲み込まれたときに使われる 8 つの記号、爆発に用いる 9 つの記号。
爆発は 3 キャラクタ 3 列からなり、爆発の中心はこの 3 × 3 の配列の中心になる。

次のリリースでは新しいシンボルが加わったり、現在のものが再構成される可能性があるので注意。

`O' コマンドで設定することはできない。

extmenu

拡張コマンドインターフェースを、有効なコマンドの一覧メニューが出るように変更する。
キー入力は、最後に Enter を押す必要がないこと以外は伝統的なインターフェースと互換性がある。
tty インターフェースにだけ実装されている。(標準設定はオフ)

female

``gender:female'' の古い別名。
`O' コマンドで設定することはできない。

fixinv

持物の目録記号と物との対応はその物を下に置いても変化しない(標準設定はオン)。
オフにしたときは物を下に置くとその物の目録記号以降の記号と物との対応が 1 つずつずれる。

fruit

あなたの好物の果物にちなんでその名前を設定する(例:fruit:mango)
(標準設定は「slime mold」)。
元来 NetHack で時々使われる懐古趣味的な妙な言葉である。
slime mold(ネバネバかび)よりももっと食欲のわく食べ物にするべきであろう。
apples(リンゴ)、oranges(オレンジ)、 pears(洋なし)、 bananas(バナナ)、melons (メロン) は NetHack にはもう存在しているので、設定してはならない。

gender

開始時の性別(gender:male または gender:female).
最初の一文字で指定することもできる。
``male'' と ``female'' オプションを指定していても、``gender'' オプションが優先される。
標準設定では適切な性別がランダムに選択される。

`O' コマンドで設定することはできない。

help

`/' コマンドを使って調べている物について何らかの情報がある場合、それを見るかどうかを尋ねる(標準設定はオン)。
ヘルプが出ないようにすれば ``More info?'' というプロンプトに煩わされなくなるので、素早く物を調べることができる。
しかしそれは興味深く重要な情報を見逃してしまうかも知れないことを意味する。

hilite_pet

ペットを同種の動物から視覚的に区別する(標準設定はオフ)。
テキストウィンドウ表示では color がオフのときに強調表示する。
Xのタイルを使用するときは、ハートの記号をペットにつける。

horsename

開始時の馬の名前をつける (例:``horsename:Trigger'').

`O' コマンドで設定することはできない。

IBMgraphics

洞窟、効果、罠の表示に用いる文字をあなた自身ですべて定義する代わりに、IBM 拡張 ASCII 文字セットからあらかじめ用意された設定を使用する(標準設定はオフ)。

このオプションはまたターミナルが適切なグラフィックキャラクターを扱えるよう設定する。
すなわち、あなたが自分のグラフィック文字で上書き設定するときにも 明示しなくてはいけない。

ignintr

ブレークを含む割り込み信号を無視する(標準設定はオフ)。

legacy

ゲーム開始時に説明メッセージを表示する(標準設定はオン)。

lit_corridor

夜目やあなたのキャラクタが持っている光源によって見える通路を表示する (標準設定はオフ)。

lootabc

箱を開けるときに`o', `i', `b'ではなく`a', `b', `c'のキーを使う(標準設定はオフ)。

mail

ゲーム中にメールを配達するようにする(標準設定はオン)。

male

``gender:male'' の古くなった別名。
`O' コマンドで設定することはできない。

menustyle

いろいろなオブジェクトを指定するとき(たとえば Dropコマンド)に用いるインタフェースの制御。
値は tradional, combination, partial, full の 4 つのタイプの最初の一文字を指定する。
``tradional''は古いバージョンで唯一利用できたもので、物の種類を示す文字の入力、次に選んだ種類に当てはまる全ての物を一つずつ確認する。
``combination''は選択したい物の種類を示す文字を入力するが、次に当てはまる物を一つずつ確認で選択するのではなく、メニュー形式で選択する。
``partial''は物の種類を選ぶことをせず、直ちに全ての物が表示されたメニューを表示する。
``full''は物の種類の文字入力のかわりに、最初に物の種類のメニューを表示し、それから選択した種類に当てはまる物のメニューを表示する。

menu_deselect_all

メニューの全ての項目を非選択にするキー。
Amiga, Gem, X11, ttyで実装されている。(標準設定は `-')

menu_first_page

メニューの最初のページへ移動するキー。
Amiga, Gem, tty で実装されている。(標準設定は `^')

menu_headings

Controls how the headings in a menu are highlighted.
Values are 'bold', 'inverse', or 'underline'.
Not all ports can actually display all three types.

menu_invert_all

メニューの全ての項目の選択状態を反転するキー。
Amiga, Gem, X11, tty で実装されている。(標準設定は `@')

menu_invert_page

メニューの現在のページの全ての項目の選択状態を反転するキー。
Amiga, Gem, tty で実装されている。(標準設定は `~')

menu_last_page

メニューの最後のページへ移動するキー。
Amiga, Gem, tty で実装されている。(標準設定は '|')

menu_next_page

メニューの次のページへ移動するキー。
Amiga, Gem, tty で実装されている。(標準設定は `>')

menu_previous_page

メニューの前のページへ移動するキー。
Amiga, Gem, tty で実装されている。(標準設定は `<')

menu_search

メニューで検索を行うキー。
Amiga, Gem, X11 で実装されている。(標準設定は `:')

menu_select_all

メニューの全ての項目を選択にするキー。
Amiga, Gem, X11, tty で実装されている。(標準設定は `.')

menu_select_page

メニューのうち、現在表示されている全ての項目を選択にするキー。
Amiga, Gem, tty で実装されている。(標準設定は `,')

monsters

怪物の種類を表示するのに使用するキャラクタを指定する。
(標準設定は``abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ@\ \'&;:~]'').
この文字列は dungeon オプションと同様に処理される。

シンボルの順序は、

ant or other insect(蟻あるいはその他の昆虫),
blob(ブロッブ),
cockatrice(コカトリス),
dog or other canine(犬またはその他のイヌ科の動物),
eye or sphere(目または球体),
feline(猫),
gremlin(グレムリン),
humanoid(人間),
imp or minor demon(インプまたは低級悪魔),
jelly(ゼリー),
kobold(コボルド),
leprechaun(レプラコーン),
mimic(ミミック),
nymph(ニンフ),
orc(オーク),
piercer(突き刺すもの),
quadruped(四つ足動物),
rodent(鼠),
spider(くもまたはムカデ),
trapper or lurker above(トラッパーまたは天井に潜むもの),
horse or unicorn(馬またはユニコーン),
vortex(渦巻き),
worm(ワーム),
xan or other mythical/fantastic insect(ザンまたはその他の不思議な昆虫),
light(ライト),
zruty(ズルティ),
angelic being(天使のような存在),
bat or bird(コウモリまたは鳥),
centaur(ケンタウルス),
dragon(龍),
elemental(エレメンタル),
fungus or mold(カビやコケ),
gnome(ノーム),
giant humanoid(大型人類),
invisible monster(見えない怪物),
jabberwock(ジャバーウォック),
Keystone Kop(キーストーンコップ),
lich(リッチ),
mummy(ミイラ),
naga(ナーガ),
ogre(オーガ),
pudding or ooze(スライム),
quantum mechanic(量子力学),
rust monster(錆の怪物),
snake(蛇),
troll(トロール),
umber hulk(アンバーハルク),
vampire(バンパイア),
wraith(レイス),
xorn(ゾーン),
apelike creature(猿のような生き物),
zombie(ゾンビ),
human(人間),
ghost(幽霊),
golem(ゴーレム),
demon(悪魔),
sea monster(海の怪物),
lizard(トカゲ),
long worm tail(ロングワームの尻尾),
mimic(ミミック)

`O' コマンドで設定することはできない。

msghistory

後で ^P で呼び出すために保存しておく最上行のメッセージの数(標準設定は 20)。
`O' コマンドで設定することはできない。

msg_window

過去のメッセージの表示方法を変更する(現時点では tty にのみ実装されている)。
指定できる値は以下のとおり。

過去との互換性のために、値なしにもできる(`full'とみなす)し、否定もできる(`single'とみなす)。

name

あなたのキャラクタの名前を設定する(標準設定はあなたの ユーザー名)。
-記号とキャラクタの職業の頭文字を付け加える(つまり "-A -B -C -H -K -M -P -Ra -Ro -S -T -V -W" のどれかを後に付ける)ことによって職業を設定することもできる。
職業として "-@" を使用すると、ランダムなひとつが自動的に選択される。
`O' コマンドで設定することはできない。

news

NetHack のニュースファイルがあればそれを読む(標準設定はオン)。
ニュースはゲームの最初に表示されるので、`O' コマンドでこれを設定するのは無意味である。

null

端末にパディングのためのナルキャラクタを送る(標準設定はオフ)。

number_pad

移動のために[yuhjklbn]のかわりに数字キーを使用する(標準設定は 0 もしくはオフ)。

(number_pad:2 の時、古い DOS の振る舞いになる。`5' が `g' を意味し、meta-`5' が `G'を意味し、そして meta-`0' が `I' を意味する。)

objects

物の種類を表示する時に使う文字を設定する(標準設定は ``])[="(%!?+/$*`0_.'') この文字列は dungeon オプションと同様に処理される。

シンボルの順番は(見たこともないような)おかしな物体、武器、防具、指輪、魔除け、工具、食料、水薬、巻物、魔法書、杖、金貨、宝石または石、巨石または彫像、鉄球、鎖、毒液。

`O' コマンドで設定することはできない。

packorder

物の種類を表示するときの順番を指定する(標準設定は``")[%?+!=/(*`0_'').
このオプションにはいろいろな物の種類を表す文字の列を設定する。
設定されなかった種類は以前の順序で最後に表示される。

perm_invent

もしオンならば、現在の持ち物一覧を常にウィンドウに表示しておく。
この機能が実装されているウィンドウシステムでのみ有効。

pettype

プレイするキャラクタクラスが複数のタイプのペットを使用できる時に初期のペットを指定する、または初期のペットを全く指定しない。
指定出来るのは``cat'', ``dog'', ``none'' である。

`O' コマンドで設定することはできない。

pickup_burden

物を拾った時にここで指定した荷物の重さレベル(Unburdened, Burdened, streSsed, straiNed, overTaxed, overLoaded)以上になると、続行するかどうかを確認する。(標準設定は `S').

pickup_types

autopickup オプションが設定されている時に拾う物の種類を指定する(標準設定は全ての種類)。
if your copy of the game has the experimental compile time option AUTOPICKUP_EXCEPTIONS included, you may be able to use autopickup_exception configuration file lines to further refine autopickup behavior.

prayconfirm

神に祈る前に確認する(標準設定はオン)。

preload_tiles

MSDOSのプロテクトモードで、タイルをゲームの始めにあらかじめ RAM に読み込んでおくかどうかを制御する。
オンにすると、タイルグラフィックのパフォーマンスが高まるが、より多くのメモリを使用する(標準設定はオン)。

`O' コマンドで設定することはできない。

pushweapon

既に武器を持っている時に `w' (wield: 武器を持つ) コマンドを使ったとき、既に持っていた武器を予備の武器に設定する(標準設定はオフ)。

race

種族を選択する(例: ``race:human'')。標準設定はランダムである。

`O' コマンドで設定することはできない。

rest_on_space

スペースキーを `.'(rest: 休憩する) コマンドとして使用する(標準設定はオフ)。

role

キャラクターのタイプを設定する (例:``role:Samurai'')。
``character''オプションと同じである。

職業を設定するその他の方法については``name''オプションを参照のこと。

普通は先頭の 1 文字だけで判別されるが、`r'は例外である。``Rogue''、``Ranger''、``random''があるからである。

runmode

「まとめて移動」する(shift+方向やcontrol+方向で移動するか、旅行コマンドやマウスのクリックを使った場合)ときにどれくらいの頻度で地図を更新するかを制御する。

設定可能な値は以下の通り。

このオプションは画面表示にのみ影響し、実際の移動結果には影響しない。
標準設定は `run' である。バージョン 3.4.1 以前は `teleport' のみであった。
効果が確認できるかどうかは使っている版や端末の種類に依存する。

safe_pet

ペットを(ペットと知りつつ)攻撃してしまうのを防ぐ(標準設定はオン)。

scores

最後にスコアリストのどの部分を見るかを制御する(例:``scores:5 top scores/4 around my score/own scores'')。
それぞれの分野の最初の文字 (`t', `a', `o')のみが必要である。

showexp

最下行に現在の経験点を表示する(標準設定はオフ)。 あなたを表示するときに、職業に対応するマークではなく、種族に対応するマークで表示する(標準設定はオフ)。
この設定は表示にだけ用いられ、ゲームとしては何も変わらないことに注意。

showscore

最下行に現在のスコアを表示する(標準設定はオフ)。

silent

端末のビープ音を鳴らさない(標準設定はオン)。

sortpack

持物の目録を表示するとき種類毎に荷物の内容を並べ替える(標準設定はオン)。

sound

あなたのキャラクターが聞いたものに関するメッセージを表示する(標準設定はオン)。
これはコンピューターの音声出力機能とは何の関係もないことに注意すること。
このオプションは部分的にだけプレイヤーの制御下にある。
例えば、眠っている間はこのオプションは自動的にオフにされ、目覚めるとオンになる。

sparkle

怪物(やあなた)が攻撃を受け、それに抵抗した場合に画面効果を表示する(標準設定はオン)。

standout

怪物と``--More--''を太字で表示する(標準設定はオフ)。

suppress_alert

前のバージョンから変更された機能に対して注意を促すメッセージを表示しないようにする NetHack のバージョンを設定する。(例: ``suppress_alert:3.3.1'')
例のように指定すると 3.3.1 以前に変更された機能に対する注意メッセージは表示されない。

time

最下行にゲームで経過した時間をターン数で表示する(標準設定はオフ)。

timed_delay

爆発や物体の移動など、効果を表示するためにちょっと時間待ちするとき、特殊なキャラクタを画面に送るかわりにタイマーを使用する。 (tty インタフェースにのみ適用される。X11 インタフェースは常にタイマーを使用する。標準設定はタイマーによる時間待ちが組み込まれているならばオン)

tombstone

死んだとき墓石を表示する(標準設定はオン)。

toptenwin

ゲーム終了時の表示を標準出力のかわりにNetHackのウィンドウに表示する(標準設定はオフ)。

このオプションを設定するとウィンドウを使うバージョンの NetHack では起動した親ウィンドウとは別のウィンドウにスコアリストが表示される。
しかし、スコアリストはゲームが終了したあとターミナルやウィンドウには残らない。

traps

罠の種類を表示するのに使用するキャラクタを指定する。(標準設定は\&``^^^^^^^^^^^^^^^^^"^^^^'').
traps オプションは標準設定の文字の代わりに罠を描くのに使用する 1 から 22 文字の文字列を書く。
この文字列は dungeon オプションと同じ処理をする。

シンボルの順序は、
arrow trap(矢の罠),
dart trap(投げ矢の罠),
falling rock trap(岩落しの罠),
squeaky board(きしむ板),
bear trap(熊の罠),
land mine(地雷),
rolling boulder trap(落岩の罠),
sleeping gas trap(睡眠ガスの罠),
rust trap(腐食の罠),
fire trap(火の罠),
pit(落し穴),
spiked pit(トゲだらけの落し穴),
hole(穴),
trap door(落し扉),
teleportation trap(瞬間移動の罠),
level teleporter(別の階への瞬間移動の罠),
magic portal(魔法の入口),
web(くもの巣),
statue trap(彫像の罠),
magic trap(魔法の罠),
anti-magic field(反魔法空間の罠),
polymorph trap(変化の罠)。

`O' コマンドで設定することはできない。

travel

トラベルコマンドを有効にする(標準設定はオン)。
このオプションをオフにすることによって、うっかり地図ウィンドウをクリックすることによって、望まない移動をしようとすることを防ぐことができる。

verbose

ゲーム中のコメントを詳細に表示する(標準設定はオン)。

videoshades

3段階の利用可能なグレイスケールを設定する(標準設定は PC Nethackのみ``dark normal light'')。

もしゲーム画面が見にくい場合は、3つのスケールを調整してみること。
もしこれでうまくいかなかったら、!colorを試してみること。

`O' コマンドで設定することはできない。

windowtype

ウインドウシステムを使用するかどうかを「tty」または「X11」で選択する(標準設定はバージョンによる)。

`O' コマンドで設定することはできない。

9.3 ウインドウシステム版専用カスタマイズオプション

以下はあなたが選択したウィンドゥタイプの特性をカスタマイズして変更するために用いる様々なオプションの説明である。

長すぎる文字列は適当に切り詰められる。
全てのウィンドゥタイプに対してこれら全てのオプションが有効というわけではない。
これらのオプションが設定されたとき、もしウィンドゥタイプがその設定を受け付けるなら、そうされる。もし受け付けられないなら、単に無視される。
現在のウィンドゥタイプで対応しているオプションは、オプション一覧表示(`O')で表示される。
一部のオプションは`O'コマンドで動的に変更できる。

align_message

メッセージウィンドウをどこに置くか(top, bottom, left, right)

align_status

ステータスウィンドウをどこに置くか(top, bottom, left, right)

ascii_map

可能ならASCIIキャラクタマップを表示する

color

怪物、物体、洞窟の構成要素をカラーで表示する

eight_bit_tty

8ビットキャラクタ(例えば traps オプションで指定したもの)をそのままターミナルに表示する(標準設定はオフ)。

font_map

マップウィンドウを表示するフォント名

font_menu

メニューを表示するフォント名

font_message

メッセージを表示するフォント名

font_status

ステータスを表示するフォント名

font_text

テキストを表示するフォント名

font_size_map

マップウィンドウを表示するフォントサイズ

font_size_menu

メニューウィンドウを表示するフォントサイズ

font_size_message

メッセージウィンドウを表示するフォントサイズ

font_size_status

ステータスウィンドウを表示するフォントサイズ

font_size_text

テキストウィンドウを表示するフォントサイズ

fullscreen

ウィンドウでなく画面全体で表示しようと試みる

hilite_pet

ペットを目立つように表示する(標準設定はオフ)。
このオプションの振る舞いは使っているウィンドウシステムに依存する。
テキストウィンドウの場合、高輝度か反転が主に用いられる。
タイルの場合、一般的にはペットの近くにハートマークが表示される。

large_font

大きいフォントを使う。

map_mode

指定された方法でマップを表示する

mouse_support入力と移動にマウスを使えるようにする。

player_selection

キャラクター選択時にダイアログボックスや確認画面を用いる

popup_dialog

入力時にポップアップダイアログボックスを用いる

preload_tiles

タイルをメモリに予め読み込んでおく。
例えば、プロテクトモードMSDOS版の場合、ゲーム開始時にタイルをRAM に予め読み込むかどうかを制御する。
予め読み込むとタイルグラフィックの性能は向上するが、より多くのメモリを消費する(標準設定はオン)。

`O' コマンドで設定することはできない。

scroll_amount

scroll_margin オプションで指定された位置に来たときに、どれだけの数スクロールさせるかを指定する。

scroll_margin

ウィンドウの端からここで指定されたマス数にあなたまたはカーソルが移動したときに、画面をスクロールさせる。

softkeyboard

Display an onscreen keyboard. Handhelds are most likely to support this option.

splash_screen

起動時にスプラッシュスクリーンを表示する(標準設定はオン)

tiled_map

可能ならタイルマップを表示する

tile_file

標準設定を上書きする別のタイルファイルの名前

tile_height

タイルが表示できる環境でのタイルの高さ

tile_width

タイルが表示できる環境でのタイルの幅

use_inverse

ゲームが指定したときに画面を反転する

vary_msgcount

メッセージウィンドウに一度に表示するメッセージの数

windowcolors

可能ならウィンドウを指定した前景色/背景色で表示する

wraptext

NetHack port should wrap long lines of text if they don't fit in the visible area of the window.

9.4 プラットフォーム固有の設定オプション

以下は特定のプラットフォームでカスタマイズや振る舞いの変更をするために用いられるオプションの説明である。

altkeyhandler

Select an alternate keystroke handler dll to load (Win32 tty NetHack only).
The name of the handler is specified without the .dll extension and without any path information.
Cannot be set with the `O' command.

altmeta

(標準設定はオン。 AMIGA NetHack のみ)。

BIOS

高速に画面を書き換え、移動にカーソルキーを使えるようにキーボードを読むために、IBM-PC 互換の BIOS ROM を使用しているマシンで BIOS コールを使用する。
(標準設定はオフ。OS/2 , PC, および ST NetHack のみ)

flush

(標準設定はオフ。 AMIGA NetHack のみ)。

MACgraphics

(標準設定はオン。 Mac NetHack のみ)。

page_wait

(標準設定はオン。 Mac NetHack のみ)。

rawio

raw(cbreak でない) モードを使用して、より高速な出力と問題の起こらない入力を実現する(MS-DOS ではプリンタがないにも関わらず `^P' をプリンタ出力のトグルとみなしてしまうことがある)(標準設定はオフ)。
注意: DEC Rainbow ではこれがオンのときはハングアップしてしまう。

`O' コマンドで設定することはできない。

subkeyvalue

(Win32 tty NetHack only).

May be used to alter the value of keystrokes that the operating system returns to NetHack to help compensate for international keyboard issues.
OPTIONS=subkeyvalue:171/92 will return 92 to NetHack, if 171 was originally going to be returned.
You can use multiple subkeyvalue statements in the config file if needed.
Cannot be set with the `O' command.

soundcard

(標準設定はオン。 PC NetHack のみ)。

`O' コマンドで設定することはできない。

subkeyval

(Win32 tty NetHack only).
May be used to alter the value of keystrokes that the operating system returns to NetHack to help compensate for international keyboard issues.

OPTIONS=subkeyvalue:171/92

will return 92 to NetHack, if 171 was originally going to be returned.
You can use multiple subkeyvalue statements in the config file if needed.
Cannot be set with the `O' command.

video

使用するビデオモードを設定する(PC NetHack のみ)。
値は `autodetect', `default', `vga' のいずれかである。
`vga' (または VGA ハードウェアがあるときに`autodetect')に設定すると、表示にタイルを用いる。

`O' コマンドで設定することはできない。

videocolors

NO_TERMを使用しているPCシステムのカラーパレットをセットする(標準設定は「4-2-6-1-5-3-15-12-10-14-9-13-11」)(PC NetHack のみ)。

シンボルの順番は、赤・緑・茶色・青・マゼンタ・シアン・輝く白・ 輝く赤・輝く緑・黄色・輝く青・輝くマゼンタ・輝くシアン。

`O' コマンドで設定することはできない。

videoshades

3 段階の利用可能なグレイスケールを設定する(標準設定は ``dark normal light'' PC Nethackのみ)。
もしゲーム画面が見にくい場合は、3つのスケールを調整してみること。
もしこれでうまくいかなかったら、!colorを試してみること。

`O' コマンドで設定することはできない。

9.5 自動拾い例外の設定

There is an experimental compile time option called AUTOPICKUP_EXCEPTIONS.
If your copy of the game was built with that option defined, you can further refine the behavior of the autopickup option beyond what is available through the pickup_types option.

By placing autopickup_exception lines in your configuration file, you can define patterns to be checked when the game is about to autopickup something.

autopickup_exception

Sets an exception to the pickup_types option.
The autopickup_exception option should be followed by a string of 1-80 characters to be used as a pattern to match against the singular form of the description of an object at your location.

You may use the following special characters in a pattern:

In addition, some characters are treated specially if they occur as the first character in the string pattern, specifically:

Can be set with the `O' command, but the setting is not preserved across saves and restores.

Here's a couple of examples of autopickup_exceptions:

The first example above will result in autopickup of any type of arrow.
The second example results in the exclusion of any corpse from autopickup.
The last example results in the exclusion of items known to be cursed from autopickup.
A `never pickup' rule takes precedence over an `always pickup' rule if both match.

9.6 音声の設定

メッセージウィンドウに表示されたメッセージがユーザー定義のパターンと一致したときに特定の音声ファイルを鳴らすことができるプラットフォームもある。
現在のところ、Qt, win32tty, win32gui がユーザー音声に対応している。

ユーザー音声とメッセージの関連付けに関する設定ファイル項目は以下のとおりである。

SOUNDDIR

音声ファイルのあるディレクトリ

SOUND

音声ファイルとユーザーが指定するメッセージパターンを関連付ける項目。
各 SOUND 項目は以下の項目に分解される。

MESG

メッセージウィンドウ指定 (3.4 ではただ一つだけに対応している)

pattern

マッチするパターン

sound file

鳴らす音声ファイル

volume

音声ファイルを鳴らすときの音量

パターンの正確な書式はプラットフォームが ``正規表現'' を用いるかNetHack の内蔵パターンマッチング機能を用いるかによって変わる。
``正規表現'' マッチングは NetHack 内蔵パターンマッチングより洗練されているが、サードパーティライブラリが必要なプラットフォームもある。
``正規表現'' に関する説明はどこか他のところを参照のこと。
どちらのパターンマッチングが用いられているかは #version コマンドで確認できる。

NetHack の内蔵パターンマッチングルーチンは以下の特殊文字を用いる。

*

0 個以上の文字にマッチする。

?

任意の 1 文字にマッチする。

以下は NetHack 内蔵パターンマッチング機能を用いた例である。

SOUND=MESG "*chime of a cash register*" "gong.wav" 50

ここでは "chime of a cash register" を含むメッセージに反応して"gong.wav" を鳴らす。
設定ファイルには複数の SOUND 設定を書くことができる。

9.7 視覚障害者がNetHackをプレイするための設定

NetHack は洞窟の地図を作るのに標準の ASCII キャラクターだけを使うように設定することもできる。
これにより、 MS-DOS 版の NetHack は音声合成または点字技術を用いれば目の不自由な人でも完全にプレイ可能である。

プレイヤーはこれらの画面読み取りシステムに関する十分な知識が必要で、上下左右に一文字ずつ移動する方法を知らなければならないだろう。
画面読み取りシステムの検索能力を知ることもかなり価値がある。
プレイする前にこのガイドブックを十分に読めば、画面のレイアウトがどんな感じかがわかるだろう。
また、 PC カーソルの位置を突き止めることができる必要がある。
これは自分のキャラクターの位置を示している。
`@'は他のヒューマノイドを表わすのにも用いられるので、自分の位置を探すのに`@'を検索するだけでは不十分である。
さらに、あなたが見ている位置と PC カーソルの位置の物理的な行と桁を知らせる機能が必要だろう。
この機能はスクリーン全体にどのようなアイテムがあるかを判別するのに便利である。

慣れたユーザーなら defaults.nh を修正することは難しくないだろうが、初心者は少しひるんでしまう仕事かもしれない。

NetHack の全ての公式配布には NHAccess.nhというファイルが含まれている。
default.nh ファイルをこのファイルと入れ替えることにより、目の不自由な人がプレイできるような設定になる。
ファイルを修正することやゲームそのものに慣れたなら、より好みに合うように設定を変更したいと思うことだろう。
そのための説明は NHAccess.nh そのものに含まれている。

ゲームのアクセシビリティに最も影響を与える設定は以下のものである:

IBMgraphics

このオプションをコメントアウトすることによって IBM グラフィックを無効にする。

menustyle:traditional

これは音声合成システムを利用する助けになる。

number_pad

多くの発声プログラムは number-pad を画面の確認に用いる。
この場合、number_pad オプションをオフにして、伝統的な Rogue 風コマンドを使うこと。

Character graphics

defaults.nh ファイルの下の方にある全てのキャラクターグラフィック設定をコメントアウトする。
これらのほとんどは NetHack の標準である、標準 ASCII キャラクターを用いた洞窟の表現を拡張キャラクターセットのより凝ったキャラクターで置き換える。
これらのキャラクターは画面読み取りシステムを煩わせるだろう。


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