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uncursed
アイテムが呪いを受けていないことを表す特性。
しかし、祝福は明示的な効果を示すので、逆説的に祝福されてもいないということになる。
即ち、アイテムがプラスにもマイナスにも働いていないナチュラルな状態である。
この状態では、アイテムは、おそらく一般的に説明どおりの効果を発揮するだろう。
- なお、僧侶はアイテムの祝呪を自動的に判別するため、僧侶でプレイしている時はこの特性が表示されない。
また、杖や水晶玉など充填量ありのアイテムを完全に識別した際にも表示されない。
多少の例外はあるが、使用者に害をなさないアイテムのほとんどは、この状態で生成される。
呪われたアイテムを祝福あるいは解呪した場合や、
祝福されたアイテムを呪ったり呪われたりした場合にもこの状態になる。
また、アイテムを無力化した場合も祝呪が消えてこの状態になる。
「必ず」呪われていない状態で生成されるアイテムもある。
たとえば道具カテゴリのアイテムのほとんど*1は、常に呪われていない状態で生成される。
少なくとも序盤戦では呪われた目隠しやタオルを怖がる必要はない、というわけだ。
- 但し墓の副葬品や骨ファイルにおける前世の@の持ち物などは、どのアイテムも呪われている可能性が高い。
これらの状況下でもなおかつ呪われないアイテムは金貨だけである*2。
呪われていないアイテムを祭壇に置いた場合は特に反応が見られないのだが、
それによって呪われていないことがわかる。
識別の巻物や識別の魔法などによる識別でも、他の特性と共に祝呪も判明する。
Rubbish JNetHackやFHS Patchでは、アイテムの祝呪表示が「祝福された/呪われていない/呪われた」から「祝福/普通/被呪(呪)」に変更されている。
そのためインベントリがスッキリと、見やすくなっている。
non-cursed?un-cursed? †
「呪われていない」を言葉どおりに解釈すると「呪われた状態以外」であり、祝福された状態も含むことになってしまうが、日本のRoguelike界隈では特記しない限り前述の通りの意味となる。
英語圏では「祝福されているか、あるいは呪われていない」状態をnon-cursed、「呪われていない」状態をuncursedと使い分けているようだが、日本語では「呪われた状態にない」などといった回りくどい表現となる。
- "呪われてはいない"と解釈することもできる。この場合、@は未識別アイテムが呪われている可能性を高いと見積もっているということにもなる。あるいは判別できていない状態自体が(@にとっては)すでに一種の呪いなのかもしれない。
- 単純に「neutralized」でよかったのでは?
- たとえば薬なら「呪われた薬でない」という表現を使えば誤解もされにくくて良いかも。